03048-130316 orzレイアウトはJISキーボードの欠点も解消する
http://www.flickr.com/photos/shio/8560319314/ http://farm9.staticflickr.com/8524/8560319314_6d11cc9e9c_z.jpg
ひとつ前の記事。末尾2つの段落で2カ所、最も重要な部分(右と左)を間違えていました。もちろん「左」ではなく「右」にずらすのが正しいです。ごめんなさい。修正済みです。
そもそもJISキーボードって、かなを4段すべてのキーに配列するためにUSキーボードより1列増やした、という代物。でも親指シフトならUSキーボードと同じキーの数で足りる。だから1列、余るのです。それなら、最も右の列(¥、[、]、_)を余らせるより、中央の1列(6、Y、H、N)を余らせればいい。すばらしい発想の転換です。これ考案し、KeyRemap4MacBookに実装してくださった方に大拍手!!
http://www.flickr.com/photos/shio/8560323460/ http://farm9.staticflickr.com/8523/8560323460_14ee0747d3_z.jpg
2日間使ったら、JISキーボードって最初からこうだったんじゃないか、っていうくらい、なじんでいます。そして考え方が変わりました。当初は「かな」モードのときだけ右にシフトして、「英数」モードになったら元通りに戻るのがいい、と考えていましたが、撤回。「かな」モードでも「英数」モードでも一貫して右に1列ずらしてしまうのがベター。
なぜならorzレイアウトは、親指シフトだけでなくアルファベットも打ちやすいのです。理由は簡単。JISキーボードがUSキーボードに比べて右端に1列多いことから生じる問題が解消されるから。つまりJISキーボードではホームポジションが中央より左にずれていること、そしてreturnキーやdeleteキーが1列分ホームポジションから遠いこと、いずれも解消されるのです。
その場合、右端(というかreturnの左隣)にある¥、[、]、_をどうするか。単純に、中央の空いた6、Y、H、Nに割り当てればいいのではないでしょうか。変更は可能な限りシンプルな方がいいと思います。
単純に右に1列ずらして、あふれた右端の1列を真ん中に移動する、というシンプルな配列を「orzレイアウト」の基本形とするのがいいと感じます。そのうえで、各ユーザーの好みに応じて機能キーの割当などを変更できるようにKeyRemap4MacBookの設定を付け加えるというのでいかがでしょうか。私自身は基本形で使うと思います。
http://www.flickr.com/photos/shio/8560330684/ http://farm9.staticflickr.com/8508/8560330684_63b9be5573_z.jpg
このorzレイアウト。前回のエントリーで書いたcontrolキーとのコンビネイションにはまだ慣れないですが、一部は必要としなくなりました。前述のようにorzレイアウトによってreturnとdeleteまでの距離がUSキーボードと同じになったため、ホームポジションに右手を置いたまま小指を伸ばせばreturnキーに届きます。だから、control+MとHを使う必要なし。一方、句読点に関してはしかたなく、親指シフトのデフォルト(両小指)を使っています。 このorzレイアウトのおかげで、Mac純正のJISキーボードで親指シフトしやすくなりましたし、HHKB Professional JPはさらに親指シフトに最適なキーボードになりました。本当にありがたいです!! http://www.flickr.com/photos/shio/8559219413/ http://farm9.staticflickr.com/8231/8559219413_a92d8153b6_z.jpg